昔使ってたGmailにログインしようとしたら「いつもと異なる場所からログインしている」とかで本人確認を要求されて困った話。
以前使っていたGmailをチェックすべく、IDとパスワードを入力してログインをしようとしたら…。
いつもと異なる場所からログインしようとしているようです。情報保護のため、本人確認の操作を行ってください。
確認方法を選択してください
というメッセージが表示され…。
選択出来る確認方法は
- いつもログインする場所の市町村名を入力する
- セキュリティ保護用の質問に回答する
- あなたの初恋の人は?
との事。
ちなみに、このメッセージは前に別のアカウントでも何度か表示された事があって、その時は「いつもログインする市町村」に自身が普段接続している地域を入力する事で通った記憶があります。
で、普通にソレを入力してみると…。
このアカウントに関連付けられているログイン場所のどれにも一致しません。もう一度入力してください。
と、この辺りまではまだ余裕がありました。
頑張って地名を入力しまくる。
…通らない。
と発狂しそうになりながらも、今度は「セキュリティ保護用の質問に回答する」に挑戦。
ぶっちゃけ、この手の「秘密の質問」系って適当な質問選択した上で、適当な文字列入れる事が多いので望み薄です。
でも、頑張りました。
「初恋の人」として心当たりのある名前をひたすら入力しました。
それでも通りません。
しょうがないので、ダメ元で、昔の彼女の名前とか、とにかく女性の名前を入力しまくり、それらの名前を思い出しては嫌な記憶が蘇り、涙目になりながらも頑張りました。
更には、試しに「お母さん」とかまで入力してみたのにこのザマです。
で、最終的に「ぁ。そういえばこのアカウント東京住んでる時に作ったかも…」と思いだして
いつもログインする場所の市町村名を入力する
に「東京」と入力したら通りました。
けどね、地元に戻ってからもこのアカウントにログインした記憶があるし「いつもログインする場所」をGoogleがどう判定しているかというと多分IPアドレスだと思うんですよねー。
ちなみに、Google検索で「天気」とだけ検索したりすると、どうやらIPアドレスから地域判定しているらしく、「京都」だ「広島」だと割と的外れな地域の天気が出てきたり、「検索ツール」でデフォルト設定される「地域」もそれに準じます。
グローバルIPアドレスが変わる事にそれらのデフォルト設定される「地域」も変わります。(プロキシさしたりして試すと別の地域になったり。)
具体的にはこんな感じ。
プロキシ無しの場合
(※石川県からの接続ではありません。)
使用しているVPSのプロキシ経由
(※データセンターの場所は「石狩」(北海道)のはず…。)
というわけで…。
「もしかして”東京”で通ったのって偶然!?」
みたいな。
まぁ、実際のところどのような判定をしているのかはさっぱりわかりませんが、こういう事で今後困らないとも限らないので、Googleには「セキュリティ保護用の質問」とか「予備のメールアドレス」をちゃんと設定しておいたほうが良さそうです。
(別にセキュリティ保護用の質問に真面目に回答する必要はないし、回答として入力した文字列覚えとけばいいかな…。)