「情報を扱うのはどんな形であれ最終的には人間である事が多いので…」とかいうタイトルでポエムを書いてみます。
題目通り「ポエム」です。読む価値無いと思います。
最近、少しストレス溜まっているのです。
私はよく、コンビニでタバコを買います。
コンビニの店員さんには顔を覚えられているらしく、コンビニに行く度に毎回タバコを買うので、一部の店員さんは、私がひと通り回ってレジに向かうと、私が買うタバコの確保しようとしています。
「どうせタバコも買うんだろう?銘柄もこれだろう?」みたいに行動予測されてるようで、たまに抗いたくなります。まぁ、買いますが。
勿論、店員さんに悪意は無く、サービスのつもりだと信じています。でも「赤マルの人」とかあだ名つけられてんじゃないかとかたまに被害妄想に走ります。(自意識過剰ですね、はい。)
現実世界でコンビニ一つ利用するにも、その店舗の利用頻度が高かったり、店員さんとの接触頻度が高ければ、店員さんの記憶の中で外見等の情報と行動や趣向が紐付けされます。
ちょっと別の話にします。
両親に「学生」という身分を与えられていた頃、本屋でアルバイトをしていました。(両親には申し訳ない事に、実際には学校にはほぼ行かずバイトをメインに頑張ってましたが。)
上述しているコンビニの話とほぼ同じような内容ですね。違うのは私が「客」から「店員」になっているという点ですね。
さて、その本屋、それ程大きい本屋ではありませんでしたが、それなりに毎日お客さんがやってきて、様々な本を買って行きました。
よく来るお客さんは覚えます。
- 「あ。この人は○○(雑誌名)買いに来たのかな」
- 「この人、この作家好きだなー」
- 「この人、こういうジャンルが好みなのか」
- 「この人、まだ仕事探してるのか。早く見つかるといいね。」
- 「この人、いつも領収書求める人だね。」
といった感じで、お客さんの姿形と、お客さんの趣味・趣向・行動等のデータは、それぞれ私の記憶という名のデータベースの各テーブルに保存され、事ある毎に無意識に紐付けられ、それらのデータ(記憶)から、いろいろと「思う事」はあります。人間なので。
「データを消せ」と言われても、そのデータ(記憶)を消去する手段は存在しません。
勿論、それを「特定出来る形」で吹聴するような事はありませんでしたが。それによって得る利益はありませんし、自身のためにならないので。
今度はWEBの話にします。
私は「バフ」というキャラクターでいくつかのウェブサイトを運営しています。
「バフ」では無く別のキャラクターでもこれまた別のウェブサイトを運営しています。(こちらは主に成人向けです)
さて、それらのアクセスログ等を眺めているだけでも「色々と思う事」は当然あります。
「大手の方がこんな時間にこんなサイト見て何していらっしゃるんですか…。」
とか思ったりネ。
話を変えます。
恥ずかしい話ですが、以前、親しい女性、いわゆる「彼女」と共同でウェブサイトを運営していた時期があります。
そこにはパスワード認証式のプライベートなBBSを設置していて、まぁ「WEB交換日記」みたいな感じですね。
(イタすぎですが、若い頃の話なので、勘弁して下さい。)
さて、その彼女と別れてしばらくしたあと、彼女自身の投稿が全部消えてたので、アクセスログを眺めてみると…。
複数人がアクセスした形跡があります。
「あぁ…。」と。「パスワードをバラしやがったな。」と。
その前の彼女自身の投稿は既に削除されていて、こちら側の投稿のみが残っている状態なので…私だけが「イタイイタイ」です。
軽く死にたい気分になりました。
知りたく無い事実でした。
さてさて。冒頭で「ポエム」であると宣言しているので何を書いても許されると勝手に思っていますが、そろそろ話の方向性を修正します。
以前、ある決済サービス(?)に「ログインできなくてバフたん困っちゃう!」といった趣旨の電話問い合わせをしたことがあります。
オペレータに1文字単位でのパスワードの口頭確認を求められました。
1文字単位で「合っています」「違います」といった感じの反応を返してくれていたので、恐らくオペレータ側には、登録時に私が任意に決定したパスワードが全て表示されていたのか、それとも、1文字単位で正否を確認出来るシステムがあったのかもしれませんね。
まぁ、オペレータ側に全てのパスワードが表示されていたのか否か、というのは今となっては確認のしようもありませんが…。
結果として、最後までパスワードの口頭確認を行ったので、そのオペレータには「私が任意に決定したパスワードを知られてしまった」という事実は変わりませんね。
まぁ、その結果、無事ログインすることが出来たので、文句を言える立場ではありませんが。
電話応対するオペレータクラスの人間に、顧客情報へのアクセスを許可するのか、なんてのは企業側の考え方次第でしょうし。
(何故「私が任意に決定したパスワード」という部分を強調し、それを気にしているのかは、ご想像にお任せします。)
蛇足ですが、Googleアドセンスの管理画面で登録している「口座情報」が一部伏せられて、「どの口座だろ〜」と気になり、アドセンスに問合せた事があります。
が、結果としてメールサポートする担当者さんは、どうやらその口座情報について確認する権限を持たないのか「こちらでは確認する事が出来ません」といった趣旨のメールが返ってきた気がします。
「あら、しっかりしてるのね。」と感心しつつも、ちょっと困った記憶があります。
クレジットカード情報とかならわかるのですけれど、口座番号がユーザ向けコントロールパネル上で伏字、問い合わせても「オペレータでさえ確認出来ない」みたいなのはちょっと…。とか。
「ポエム」だと前置きしているので、また話をぶっ飛ばします。
以前、某携帯キャリアの代理店のパート従業員が、顧客情報を…。みたいな話がありました。
いくら「大手」であったとしても、その業務の一部を代理店等に委託し、その代理店のパート従業員が…
みたいな話になるとどうしようもないですよね。
教育や、NDAなどは「抑止力」にはなっても、その人間の行動そのものを縛る「強制力」には成り得ません。
NDA等で「ペナルティ」の可能性その他を強調したり、実際に問題が生じた場合には特定可能な状態であるという事を強調したとしても、それを理解出来ない、軽く見ている、または理解していたとしても小銭に釣られる人間などが紛れ込んでいる可能性は、規模が大きくなればなるほど、高いでしょうね。
情報を扱う立場にある、一人の人間が血迷って軽い「テロ」を起こしただけで、会社の信用も、顧客の利益も全部・・・みたいな事ってありますよね〜。
だからといって、情報へのアクセスを制限しすぎるとこれもまた業務に支障がでそうです。
結局、情報を扱う人間のモラル的なものに期待するしかないんですよね〜。
(まぁ、その「情報を扱う人間のモラル」というものは形があるものではないので、証明出来ないですし、不確かで脆弱なものだと思いますけれど。
どれほど堅牢なシステムでも、それを扱う人間そのものが致命的な脆弱性となり得る的な。どーでもいいですね。)
私「バフ」というキャラクターは全力で「匿名」に徹しているキャラクターです。
正直、『「バフ」と「バフの中の人」が表立ってリンクしたら、ちょっと腹切る覚悟決めないといけないかな!』なんて思ってたりするくらいに全力で「匿名」に徹しています。
が、バフというキャラクターで利用しているサーバ等は、当然実名で契約していますし、サーバ以外でも、バフというキャラクターで利用しているサービスで有料のものなどは当然実名で契約しています。
勿論、それらのサービスの中の人、顧客情報にアクセス出来る立場にある方からしてみれば「バフというキャラクター」と「バフの中の人」を紐付ける事は容易でしょうし、サービスの利用状態などから「登録した情報」以上に「バフの中の人」を知る事も出来るかと思います。(むこうからしてみれば「いや、そんな鼻くそ程の価値もない情報興味ねーですよ!」って感じでしょうが)
もしそれらの中の人が、上述したような「テロ」を起こしたら…とか考えるととてもとても恐ろしいですが、それらのサービスを利用するためには「中の人を全力で信用」するしかないのが現実です。
まぁ、前述している通り、現実世界で実在している「店舗」でも、利用頻度が高かったり、利用は数回でも印象に残るような行動や発言をすれば、店員の「記憶」という名のデータベースに記録されます。
「人間の記憶」は不確かなものなので、機械的に長期的に記録され、容易に結びつけて分析する事が出来るデータと比較するのはセンスのない話ですが、「記録」そのものを全力で本気で拒もうとするならば、ネットの世界でも現実の世界でも、本当の意味で何も出来なくなってしまいそうですね。
(ぁぁ。そういえば…。これまた蛇足ですが、昔、「動画よりは静止画、デジタルよりは紙の本だよね!」なんて無駄にアナログ派な私は、コンビニでえっちな本を買ったりしていたのですが、そのコンビニの店員さんが姉の同級生だと知った時には絶望しました。田舎怖い怖いです。)
なんて、ここまで書いて、「結局何を書きたかったのだろう〜」とか、「実際に書こうと思ってた事には触れてないような・・・」とか思っていますが、「ポエム」という前置きをしているのでこれでいっかな、って事で。
もしもここまで読んでくれた方がいたならお疲れ様でした。
ぶっちゃけ、もう何日も前から「『明日の自分』を信じて、ソレを裏切り続けた結果」、やるべき事が片付いてなくて少々こまった状態に陥ってたりするので、こんな良くわからない記事かいてる場合ではないのですけれど。
現実逃避的な。