武雄市図書館でプチノマド体験しようと思ったのですが…。
結構前に、別のブログで、「友人と食事のために武雄市まで足を伸ばしたついでに武雄市図書館をちょっとだけ見てきたよ!」といった内容の記事を書きましたが、今度は、友人が武雄市に用があるとのことだったので、便乗して、武雄市図書館前でおろしてもらい、プチノマド体験を試みてみたのでその話です。
まずは武雄市図書館の素敵なところの紹介から。
武雄市図書館の素敵なところ
無料で利用可能な電源とインターネット環境
電源が使える席が存在し、Wi-Fiが利用可能です
飲み物の持ち込みが可能
フタ付きのペットボトルや水筒などであれば、飲み物を持ち込む事が可能です。
スターバックスが館内に
館内にスターバックスがあり、そこで飲み物や食べ物を購入する事が出来ます。
外部から館内への食べ物の持ち込みは禁止ですが、館内のスターバックスで購入したものについては館内で食べる事が出来ます。
TSUTAYAで販売されている書籍を館内で読む事が出来る
TSUTAYAの商品として販売されている書籍を館内で座ってゆっくりと読む事ができます。
ノマドの作業場としての武雄市図書館
電源が利用可能な座席数が少ない
電源を利用可能であるというのはとても素敵なのですが、電源を利用可能な座席はそれほど多く無く、人気があるようで座席を確保するのがとても大変なように思えます。
午前10時頃にはいくつか空席がありましたがすぐに全て埋まり、午後4時くらいに様子見に行った際には完全に満席でした。
空席待ちなのか、近くに座りこんでる方まで居る始末。
そもそも座席数が…。
学生が夏休み期間中であるというのも大きいのかもしれませんが、午後に見た時には、電源利用可能席に限らず、座席はほぼ満席状態で所在なく彷徨う人を多く見かけました。
騒々しくて落ち着かない
これは単純に利用者数に対する座席やスペースが少ないということ、あとは利用者のマナーの問題なのかもしれませんが、ファミレスや喫茶店などの「騒々しさ」とは別の騒々しさがあるような気がします。
座席を確保出来なかった学生が座席を確保出来た学生の周囲に大勢集まって雑談していたりと、元々座席間の空きスペースというのが広くないのもあって、背後に学生が大勢集まって大声で立ち話しているような環境で作業しようという気分にはなれません。
作業でなく、ただ読書するとか、そういう目的で居る分にも耐え難いかな・・・って感じでした。
結局
友人の用が終わる午後6時過ぎまで図書館に居る予定だったのですが、午前中の時点で少々うんざりして、一人でタクシーで帰ってしまおうかと思ったのですが、折角なので周辺をうろうろしてみました。
まずは図書館の隣にあるゆめタウンのフードコートへ。
かなりのスペースと座席が用意されており、うつぶせになって眠ってる方や、弁当箱を広げて食事している学生などもいてかなり自由って感じです。
多分、何も注文せずに座っていても誰にも文句言われないと思いますが、フードコート内のモスバーガーでセットを注文して、1時間程居座ってみました。
が…。「あれ?ここってタバコ吸えない!?」と、気づいて撤退。
少し歩いたところにファミレスがあったことを思い出し、ファミレスへ。
ファミレスですし、当然騒がしいのですが、図書館のあの狭い空間で真後ろに学生が…みたいな状態よりは百倍居心地が良いです。
(電源などを使わせてもらうことは出来ませんが、そこそこバッテリーの持ちのよいノートパソコンと、自前のモバイル回線があれば全く問題無いです。ただ、無駄にサイドメニューやデザートを頼んだりしたりしてカロリーが…。)
なんだかんだで…
元々引きこもり気質な私としては、あえて外で作業するよりも、自宅が一番かな…って感じです。
人目を気にせずソファに寝っ転がって作業出来ますし。
武雄市図書館について思うこと
試みは面白いと思いますし、ユニークな空間だとも思いますが、前回も感じたとおり、やはり利用者数に対してスペースや座席数などが不足している気がしてなりません。
前回は改装直後、今回は平日とはいえ夏休み期間中で人が多かったというのもあるのかもしれませんが、「落ち着く事のできる空間」とは言いがたい気がします。
別に武雄市民というわけでもなければ、武雄市図書館を頻繁に利用するわけでもないので、どうこう言える立場でも無いのですが、座席数やスペースなどについて改善されるといいなーなんて思ってしまいました。
どうでも良いのですが…
図書館の外を歩いている時に、ニヤニヤしながらガラケーで図書館の外観を撮影しているおじさんを見かけて、「やっぱり話題性あるんだなー・・・」改めて思いました。
そのおじさんのニヤニヤ顔がとてもウザさあふれる感じで印象的でした。
追記
現地に足を運ぶ事さえせずに、毎日のように情報収集”らしき”ことをやったり、資料”らしき”ものを作ったりして、武雄市だ武雄市図書館だと無駄に熱心に叩いたり、口汚く罵っている方がこの記事を恣意的に引用していらっしゃるようですが、個人的には武雄市図書館・武雄市等について特に悪意も何もないのであしからず。
記事中では触れてないけれど、図書館職員の方の対応などは非常に丁寧で好印象だったり。