WindowsXPサポート終了うんたらで、安易にWindows→Linuxへの移行を推奨する方って。
正直、裸のまま売られている野菜を買うか、数十円増しで簡易包装された野菜を買うかって程度にどうでも良い話なのですが…。
折角アニメに集中しているところを下らない営業電話に邪魔されて発狂しかけてる所に、その手の話を見かけてイラッとして爆発寸前なので勢いに任せて書いてみます。
WindowsXPサポート終了うんたらによる移行コストがどうとかいう話で、OSの価格を問題としてLinuxへの移行を推奨している方をたまに見かけます。
その手の発言を見る度に思うのですが…。
Windowsの価格そのものの話なら「Linuxへの移行をー」というのも「わからなくはない」のですが、その対象が個人ならともかく企業であるなら「現実的じゃないよね〜」とか思います。
例えば、WindowsXPでしか動作しない高価な業務用のアプリケーション等が問題であるなら、WindowsXPからの移行そのものが「問題」であって、OSの価格がどうとかいう問題じゃないんじゃ…。とか。
(ぶっちゃけ、企業の大小や、稼働しているコンピュータの台数に関係なく、OSの価格やそれに対応するハードの価格を問題とするような企業であるなら、サクッと潰れてしまうなり、コンピュータを使用する事を諦めた方が良いような。)
OSやハードの価格を抜きにして、移行のための移行作業に関するコスト、または移行後のエンドユーザの学習コストやサポートコスト等が問題であるなら、それはWindows7や8への移行でも同じ事…というか、むしろ現時点でWindowsを利用しているなら、Linuxへの移行の方が、より高くつく気がします。
長期的に見ればそれらのコストの差はいずれ償却出来るかもしれませんが、長期的に見る事が出来ないからこそ、今、WindowsXPのサポート終了うんたら〜とか騒いでるわけで。
「現実的じゃないなー」と。
正直、ニートで引きこもりである自分としては、首をグルっと回して見渡す事が出来る自室以外はどうでも良いといえばどうでも良いのですけれど、上記のような話を見るたびに、コネで就職して会社員やってた頃の事を思い出します。
特に誰も求めてないし、メーカー品で構わないのに「メーカー品よりも安く高性能なものが出来るから…」的な理由で、勤務時間中に部品買いにいって、勤務時間中に業務で使用するコンピュータ自作しちゃう人とか…。
「アンタの労力の価値はそれほど高くはないけれど、アンタがそれに費やす時間考えたら保障付きのメーカー品買ってもお釣り来るから・・・。」とか「問題起きたらまた勤務時間をそれに費やすの?」「あんたが辞めたあとどうすんの・・・」とか思ったり。
あと、外部の既存のサービスや外注で事足りるし、業務そのものに直接的に関係ない部分を自分で開発しちゃおうとする人とか…。
「問題起きたとき、誰が・誰の責任で対応するの?」とか思ったり。
んなことを許容しちゃう会社も会社だけれど「無根拠に強気」だから「無駄」に訴求力を持って何故か通ってしまうっていう。
ここまで極端ではないにしても、「無駄」にひっかきまわして、元々自分に割り当てられた役割さえ果たせてないのに、必要のないところで「無駄」に張り切った挙句、つまらない理由で辞めちゃう人っているよねーみたいな。
結局その人がやっていた「無駄」な事を引き継ぎたい人間なんて居なくて、その人がやめた後、色々と「尻拭い」が大変っていう。
まるで台風。
何かタイトルとは全く別の話になった気がしますが、折角書いたので投稿します。